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貸切バスの相場とお得に借りる方法

手軽に借りられる、といった情報を割と目にする貸切バスですが、実は極端に安く借りられるわけではありません。なぜならば、2013年の関越道の大型バスの事故を受けて、国が「貸切バス新運賃制度」に基づき、各社で価格設定を行っているからです。それでも、利用者が工夫をすることで貸切バスを安く、お得に借りることはできます。貸切バスの料金の相場と安く借りる方法を紹介します。

貸切バス料金の計算方法

貸切バスは1人ではなく1台の料金

貸切バスは「一人いくら」の計算ではなく、「一台いくら」の計算になります。よって人数が多い方がお得になります。また、利用条件や利用時期、住んでいる地域の相場によっても変わりますが、大体、料金の計算方法は決まっています。

公示運賃で決まっている

料金の計算方法は、平成26年4月から実施されている、国土交通省が決めた公示運賃に基づいています。 バスを「何時間走らせたか」により算出される「時間制運賃」。バスを「何km走らせたか」により算出される「キロ制運賃」を足したものがバス料金です。 1時間当たりの運賃と1km当たりの運賃は上限から下限まで決まっており、その範囲内で計算します。

時間制運賃+キロ制運賃=運賃

時間制運賃(1時間あたり) 大型バスの上限額・7680円、下限額・5310円 中型バスの上限額・6480円 下限額・4490円    小型バスまたはマイクロバスの上限額・5560円 下限額3850円

キロ制運賃(1kmあたり)

大型バスの上限額・170円、下限額120円 中型バスの上限額・150円、下限額100円 小型バスまたはマイクロバスの上限額・120円、下限額80円  

時間制運賃の計算方法

実際にバスを走らせた時間+点検などに必要な2時間×時間単価 *安全対策強化の一環として2時間が必要になっています。これはバスが車庫を出発する前と車庫に戻った後、安全点検を行う時間を2時間のことです。これは必ずとらなければなりません。なお、この時間も運行時間に加算されます。 一例:下限の運賃を適用した場合で大型バスを6時間、借りた場合の計算方法

(6時間+2時間)×5310円=4万2480円

キロ制運賃の計算方法

キロ制運賃=走行距離×キロ単価

キロ制運賃の計算方法ですが、バスが車庫を出発して、利用者がバスに乗る場所までの移動距離も含めて計算されます。例を挙げますと、職場まで迎えに行き、温泉地まで送って終了の場合。バス会社の車庫から職場までの移動距離、温泉地から車庫までの移動距離も加算される、という事になります。 例えば下限の運賃を適用し、大型バスで200km移動、車庫から利用者の乗車と降車場所までそれぞれ30km移動する場合は、(200km+30km+30km)×120=3万1200円です。 なお走行キロは、10km未満は10kmに切り上げて計算します。

以上が、貸切バスの計算方法になります。

<例>下限の運賃を適用し、大型バスを6時間借り、200km移動、車庫から利用者乗車・降車場所までそれぞれ30km移動した場合の計算式は、(6時間+2時間)×5310円+(200km+50km+50km)×120=7万8480円

貸切バスをお得に借りるには?

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割増料金を知る

貸切バスを利用すると、割増料金が加算されるケースがあります。料金をお得に安く借りるには、この割増料金がなるべくかからないようにすればよい、という訳ですね。

割増料金が加算されるケース

・走行距離や時間が長くなり、交代用の運転手が必要な場合。距離は500km(夜間は400km)時間は9時間まで。 ・深夜早朝運行(22時~5時)。 ・特殊車両(トイレ付きなど)。

シーズンオフをねらう

貸切バスをお得に、なるべく安く借りる方法の二つめは「シーズンオフを狙う」、「平日(特に月・水)に借りる」ことです。行楽シーズンや大型連休中はどうしても混みあうので料金も割高です。平日で、しかも2~3ヵ月前の予約であれば、かなりコストを抑えられるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。貸切バスの料金の算出方法とお得に借りる術を紹介しました。貸し切りバスの料金は法律で決まっています。万が一、問い合わせをしたり、見積もりを出してくれたりしたバス会社から極端に安い料金(または高い料金)を提示された場合は注意して下さいね。参考にして下さい。

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