読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

観光バスツアーと貸切バスの違いと料金比較まとめ[2016年度版]

最近、「観光バスのツアー料金が高くなった」と感じたことはありませんか。確かに、料金が値上がりしていることは事実です。きっかけは、関越道の高速ツアーバス事故でした。平成26年4月、国土交通省は新たな貸切バスの運賃・料金制度をスタート。バスを安全に運行できるコストを含めた適正な価格として通達されました。

これまでももちろん、きちんと決められた料金制度はありました。しかしながら「より安く移動したい」という利用者のニーズや旅行会社同士の価格競争などがあり、守られてこなかったという経緯があります。つい先日、2016年1月15日に起きた軽井沢スキーバス事故も、バス会社が最低料金を下回る金額で受注していたことが問題になっていましたよね。

安心、安全とサービスの質を確保するためにやむなし、と言うことは理解できます。でも、実際のところ、お得な料金でバスを使いたい!というのも事実。この機会にあまり知られていない「観光バス」を使ったツアーと「貸切バス」の違いなどを学んでみませんか。その上で、お得に利用する方法などを紹介します。

観光バスツアーと貸切バスの違い

s-bus4_2

観光バスを旅行会社が「貸し切った」ものがツアー

「観光バス」と「貸切バス」は「ほぼ同じもの」です。「観光バス」は「観光を目的としたバスの総称」で、各バスメーカーが「観光仕様」として発売しているタイプをいいます。大型~中型で窓が大きく、背の高い眺望のいいバス。旅行会社がこういった観光バスを貸切り、旅行商品として売り出しているものが「バスツアー」です。

一方、個人や一般企業が貸切バスを借りる場合、その使用目的が観光とは限りません。結婚式の送迎や合宿、視察の送迎など、使い方はさまざま。一度に大勢が移動するのに便利な乗り物としてもよく使われています。

実は路線バスも貸し切れる!

TVドラマなどで路線バスに乗るシーンがありますが、ああいった場合は路線バスを貸切って撮影している場合が多いです。つまり「貸切バス」といった場合、厳密には観光バスも路線バスも含まれるということですね。

私たち個人が貸切バスを手配して、自分たちで旅行の計画を立て、オリジナルの「観光バスツアー」をつくることもできます。ただし、旅行会社ではないので、それを宣伝して販売することはできませんが・・・。でも、好きな場所から乗車し、自由に観光できるのでより満足度の高い旅を楽しむことができますよね!

小回りが利く貸切バス

貸切バスの目的は自由です。しかも貸切バスはバスの大きさや種類も自由に選べます。小型のマイクロバスから目的によっては大型のバスまで自由自在。使用する人数や距離、目的などニーズに合わせて必要なタイプを選べ、予算に応じてバスを選べるメリットがあります。小回りが利いて便利なのです。

大型バス、マイクロバスなどは一般的に広く知られています。では、サロンバスやリフト付きバス、ハイデッカーバスといったバスをご存知ですか? また、中型バスとはどのくらいの大きさをいうのでしょうか。貸切バスを大きさや特徴ごとに、詳しくお伝えしましょう。

貸切バスの種類~大きさ編~

大型バス

大型バスは、側面に大きなトランクルームを備えた、50名ほどを収容できるバスです。修学旅行や観光旅行でおなじみですね。大人数の旅行はもちろん、20数名程度であっても、スキーやゴルフへ行くときに快適に過ごしたいならとくにおすすめです。 ※予約はこちらから

www.otoku-bus.com

中型バス

中型バスの正席数は27席が一般的で、補助席がないのが特徴です。なぜかといえば、座席数が30席未満のバスは有料道路で大型料金を取られないから。ただしトランクルームも大型バスより小さめなので、ギリギリの人数であれば荷物の少ない旅行に向いています。 ※予約はこちらから

www.otoku-bus.com

小型バス

・小型バスは、最近あまり見かけないかもしれません。小さいバスといって思い浮かぶのは、たいていマイクロバスではないでしょうか。20数名を収容できますが、トランクルームが貫通式ではなくかなり小さめなので、日帰りや一泊程度の小旅行向きです。 ※予約はこちらから

www.otoku-bus.com

マイクロバス

マイクロバスは、街中でもよく見かけるのではないでしょうか。ホテルなどの送迎に使われるタイプで、10数人分の正席と、少しの補助席を備えています。トランクルームは、基本的にないかかなり小さめです。日帰りの果物狩りなど、短距離移動向きでしょう。 ※予約はこちらから

www.otoku-bus.com

ジャンボタクシー

ジャンボタクシーと呼ばれるミニバスは、10名を超えないような小人数に対応しています。メーターで料金を取られるのではと敬遠されがちですが、貸切バス会社で扱っていることもあります。バスで通れないような狭い道が続く小旅行に最適です。

ちなみに、大きさ別でみたときに小型バスはかなりレアで、マニア向けといえます。現在は生産がストップしているからです。中型か小型か迷ったなら、なかなか乗ることができない小型バスを選択するのも一手です。良い思い出づくりになるでしょう。

貸切バスの種類~特徴編~

座席を回転させられるサロンバス

サロンバスという言葉はなじみがないように思えるかもしれません。でもおそらく多くの人が、実際に、もしくはテレビなどで目にしたことがあるでしょう。座席を回転させることで座席全体が向かい合わせのコの字型になるバスのことです。

サロンバスならテーブルを囲み、皆が向き合って話せるため、移動しながら飲食を楽しんだり、ゲームをしたりということが可能です。回転できるのは後方10席程度ではありますが、みんなで楽しみたい人と1人で休みたい人が同乗できるメリットがあります。

車いす対応のリフト付きバス(福利バス)

リフト付きバスは、車いす対応のバスで、福利バスとも呼ばれます。車いすのままでも楽に乗り降りできるよう、乗り込み口にリフトやスロープがついているバスです。

高齢化にともない、とくに葬儀や法事などの場面では車いすの参列者が多くなってきました。また、リフト付きバスなら「足の悪いおばあちゃんにも結婚式に来てほしい」といった願いも叶います。ただし、こういった福祉車両は台数が少なく、貸切料金も高額です。東京都でも東京オリンピック開催までには、リフト付きバスを増やすため、助成金を出すといっているので、もっと利用できる機会が増えるといいですね!

背が高く見晴らしがよいハイデッカーバス

ハイデッカーバスは、観光バスなどによくみられる背の高いバスです。見た目は2階建てのようでも、実際は1階建てです。客席部分の床をぐっと上げることで、見晴らしをよくしています。「high(ハイ)なdeck(デッキ)を持つ」という意味が込められています。

ハイデッカーバスは、もちろん通常のバスよりも割高ですが、途中でいくつも景勝地を通るようなバス旅行には最適です。観光地でなくても、海沿いをひたすら移動するような時間帯があれば、窓の外を眺めてリフレッシュ気分を楽しめるでしょう。

さらに背が高いスーパーハイデッカーバス

スーパーハイデッカーバスは、ハイデッカーバスよりもさらに車高が高いバスです。ほぼ2階建てと同じ高さになりますが、やはり2階建てではありません。2階建てバス(ダブルデッカーバス)を扱う貸切バス会社は滅多にないため、大型のスーパーハイデッカーバスが、貸し切りバスの中では最大といえるでしょう。

ハイデッカーバスやスーパーハイデッカーバスには、サロンバスとしての機能も兼ね備えたものがあります。眺望を楽しめ、みんなでワイワイくつろげるため、最高にぜいたくなバス旅行が体験できますね。

バスの特徴と大きさを比較して、旅行の目的に合わせた貸切バスを選ぶようにしたいものです。

貸切バスを上手に利用するために

使い勝手が良さそうな貸切バスですが、上手に利用するにはある程度の知識も必要です。 費用も気になりますね。それでは貸切バスを上手に利用するコツを紹介しましょう。

・バスを選ぶ時、人数に応じた適切なサイズが大事です。大きすぎると費用がかさみます。かといって小さすぎても、ぎゅうぎゅう詰めで疲れるといった事態になりかねません。最適な大きさで選ぶようにしましょう。

・個人で貸し切れるバスにはほとんどありませんが、高速バスにはトイレがついていたり、座席を後ろに大きく倒せるタイプもあります。長距離を時間通りに運行するためには重宝しますね。主要な都市間を結んでいるので、距離や目的、予算に応じて貸切バスと使い分けするといいでしょう。

・できるだけ早めに予約をしましょう。特に観光シーズンや、学生の夏休み・春休み期間は貸切バスも混みあいます。時間がないと比較検討もできません。さらに料金が割高になってしまいます。早め、早めに日程を立てるようにしましょう。

観光バスと貸切バスの料金比較

Chinese yuan symbol or Japanese yen sign is outweighing the Indian rupee sign on a golden pair of scales. Business concept for the modern foreign exchange market and global finance.

貸切バス料金の目安

貸切バスの料金は季節や地域によって異なります。ここでは東京の貸切バスの料金の目安を紹介しています。(大型バス、中型バスは利用走行距離120㎞以内、利用時間8時間以内を想定)。料金には運転手つきでバスを走らせた場合の運賃とガソリン代、保険代が含まれています。

・大型バス(定員45~60名程度) 平日(月~金):7万円~ 土日:7万5000円~

・中型バス(定員28名~程度) 平日(月~金):6万5000円~ 土日:7万円~

・マイクロバス(定員最大28名まで) 平日(月~金):5万円 土日:5万5000円

観光バスツアー日帰り料金一覧

・はとバス 東京観光コース:4,980~6,980円前後

・はとバス 日帰りコース:9,480~1万980円前後

旅行会社が企画する観光バスツアーは、年間でバス会社や観光施設、お店などと契約することでコストダウンを図ることができます。このため、個人で同じような内容のツアーを企画するよりもリーズナブルな金額設定が可能な場合も。その分、行きたくない場所が含まれていたり、時間に制約があったりといった不自由さもあります。

個人でバスを貸切る場合と、どちらがいいか一概には比較できませんが、手配するわずらわしさがないのがメリットかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。観光バスと貸切バスの違い、料金の目安を紹介しました。貸切バスは目的と用途、人数によってはコスパが良いので、一度検討してみて下さいね。

SNS OFFICIAL WEBSITE

オフィシャルファイスブック